カブトムシと並んで人気の高い昆虫なのが、クワガタですね。クワガタはフォルムもかっこよく、種類も豊富なので採集しがいがある昆虫でもあります。
今回は「クワガタをつかまえたい!見つけ方と捕まえ方のコツ」についてまとめてみました。
目次一覧
クワガタってどこにいるの?みつかりやすい場所や時間
クワガタってどこにいる?
クワガタは基本的にクヌギやコナラ、ヤナギなどの落葉広葉樹で見つかることが多いです。ですからこれらの木が生えている雑木林や山などを中心に探すと見つかりやすいでしょう。
木の樹皮裏、ウロの中、木々の隙間などにいて、条件が合えばとても見つけやすい昆虫と言えるでしょう。
またカブトムシと同様、クワガタの住む雑木林や山の近くにある自動販売機や外灯に集まる習性があるため、運がよければ雑木林や山に入る前に見つけられるかもしれません。
クワガタを捕まえやすい時期って…?
地域にもよりますが、暖かい地域であれば早くて4月頃から出始めます。遅くて10月上旬まで見かけることもありますが、6〜8月がクワガタ採集の一番のピークと言えるでしょう。
クワガタを捕まえやすい時間帯って…?
クワガタはカブトムシと一緒で夜行性であるため、夜8時から早朝5時の間が一番捕まえやすい時間と言えるでしょう。
またカブトムシ同様、クワガタも湿気が高い方がより行動的になるので雨上がりなどが狙い目です。
上手なとり方って?クワガタを捕まえるコツを紹介
クワガタの持ち方
クワガタは親指と人差し指で、体の側面、肩の辺りを掴むようにすると持ちやすいです。暴れて足が引っかかり、痛い思いをすることがあるので、苦手な人はタオルや軍手などを使ってみるといいでしょう。
深い場所にいるクワガタ
ウロの中など、手の届きにくい場所にいるクワガタを捕まえるには、ピンセットを使うと便利です。
1本だと捕まえにくいので、できれば2本使って、クワガタを傷つけないように採取しましょう。
一撃必殺
クワガタのいそうな木に狙いを定め、不意打ちで木を蹴ると、クワガタが落ちてくることがあります。ただし2度目に蹴るときはクワガタも警戒して木にしがみつきますので、一撃必殺を心がけましょう。
もちろん木の皮を剥くなど、木を傷つける行為は厳禁です。
光を当てると…?
クワガタは光に弱く、いきなり懐中電灯の光を照らしてしまうとびっくりして落ちてしまうことがありますので、慎重に周囲からゆっくりと当てていくようにしましょう。
落ちてもキャッチできるように、網を準備しておくとよいでしょう。
捕まえた時のために!飼育に必要なものを確認しよう!
クワガタを捕まえたら
カブトムシもそうですが、クワガタも乾燥に弱い生き物なので、カゴの中に少し濡らしたクヌギやコナラの葉っぱを入れておくとよいでしょう。
また次の年も採取できるように、クワガタを取りつくさないようにしましょう。
思いがけず…
家の窓からクワガタが入って来たり、家の玄関灯にクワガタがはりついていたり、思いがけず飼育することになったというパターンもあるかもしれません。
そんなとき、使っていない飼育ケースが都合よく家にあればいいのですが、ちょうどいいケースがない場合はビンやタッパーなど丈夫なものであれば代用可能です。その際、密閉状態に
ならないように気をつけ、乾燥しないように濡れたティッシュなどを入れておきましょう。ただし脱走することもあるので、蓋はちゃんと閉めて、蓋に空気穴を開けるという方法をとるとよいでしょう。
まとめ
クワガタの見つけ方と捕まえ方のコツについてまとめてみました。クワガタはかっこいいですが、挟まれるととても痛いので、くれぐれも注意して扱ってくださいね!